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  • Odd Welding

教育という考えの危険性

社長です。こんばんは。

このブログページの使い方を悩んでたが、自分が考えてる事とか溶接の理論をブログらしくメモしてこうかなと思った。


今回のテーマを決めておこう。

1.教育という考えの危険性。

2.ゼークトの組織論。

3.Z世代の課題と次の世代。


よし、これでいこう。

まずは、社員教育のポイント。



という事で、最初は教育や指導について書こう。

うちのYouTubeで1番視聴されているのが指導のコンテンツだからってのが理由。コメントも非常にいただいて感謝です。

ポジティブなものが多くてありがたいが、かなり強烈な批判も受ける。


批判に関して、「そんな風にとる人もいてはんのか!気をつけなあかんなー。」と気付かされる。

でも、結構厳し目の言葉使う人多くて驚く。恐いわー。

mixiの頃はもっと平和やった気がするわ。



話がそれました。



さて、教育について。

うちは企業理念「次の世代に繋げる」を掲げている以上、やっぱり教育に関してはかなり考えてきた。創業前からずっと自分のテーマだった。


個人的には18から製造業にいたが、19には指導を始めていた。

指導歴はもはや16年であると言える。


そんだけやってても、人間相手なので悩み続けている。

特に起業してからは、伝わりずらくなった。

経営者になると、難易度は跳ね上がった。


だから、夜とかにうんと勉強しまくってた時期がある。

色々読み漁ったので、ソースが何かは覚えてないが、教育という考え方がよくないと考えるようになった。


例えばだが、教育と聞いて1番に思いつくのが僕は学校である。

学校は勉強をする。授業で指導し、期末とかにテストをする。つまり実戦。その実戦に向けて小テストとかの模擬戦を経ながら。

そして通知簿で個人を評価する。


でも、思い返すと、頭がズバ抜けていい奴と、信じられんくらいバカな奴がいた。

僕はギリギリアウトなレベルで馬鹿だった。


つまり、実戦成果にはかなりのムラがある。

皆んな同じ授業(指導)を受けていたのにだ。


なのに、通知簿はみなさんどうでしたか?

よくありませんでした?

僕はテストがギリギリアウトの住人だったが、通知簿は良かった。


これを、学校から企業に置き換えてみる。


企業は理論的には「営利を目的とした経済活動を行う組織」とある。

なので、利益を出す事が目的な訳である。

製造業の場合、OJTやOFFJTが授業。生産活動を通して利益を出す事がテスト(実戦)。

(生産活動自体がテストではない)

そして、企業によって変わるが個人評価がある。

給料とか役職とかは通知簿に近いかもしれない。


この利益を出す部分が学校のテスト結果のようにかなりのムラがあったとしたらどうだろう。

そんな組織、破綻していると感じませんか?


これに気付いた時、絶望感が半端なかった。

確かにうちも人によってムラが凄い。だから、赤字を出す人の赤字を消すために黒字を出してくれる人の利益を回して、評価するべき人を評価できず悔し過ぎて、徹夜しまくって挽回しようと奮闘していた。

そんな時に気付いたから、もう詰んだ気持ちだった。


気付いた以上、僕が大事にしていた教育を、捨てなきゃいけないのか。

十年以上頑張ったのに?ここまで頑張って試行錯誤したのに、根本的に間違っていた?

僕も結局すっげーアホたれかと。結構、精神的にくらいました。



で、どうすればいいのか必死に考えた。

その時、職業によって、ムラがでたら絶対にダメな業界の事を考えた。

例えば命にかかわるような、消防士の方や自衛隊の方。

市民の生活に関わる警察官の方とか。


このような人達って、教育というよりかは訓練というカリキュラムを受けているなと思った。

命に関わるので、かなりキッツい訓練だと思う。


訓練はダメならダメでもOKではなく、最低ラインは必ず越えなければならない。

合格にならなければ終わらない。

その辺が教育とは違う。


製造業も、確かに教育というよりかは訓練に近い事もあったなと思う。

特に僕は暴力がダメな時代のゆとり世代だが、社会人になった当初は毎日しばかれながら育った。半年以上しばかれた。

地獄の日々だったが、恐怖にビビり散らかして訓練をやり倒した結果、奇跡的な急成長をした。



なるほど、企業組織を運営していく以上、教育ではなく、訓練をしていかなければならないんだなと思った。


ただ、難しいのは、企業ってのは、そこに集まって活動を共にしていくスタッフの皆さんのやりがいだったり幸せだったり、楽しさみたいな事も大事にしないとブラック企業と評価される。

でも訓練はもちろん楽しくない。

そのバランスが難しい。



今はそこを試行錯誤している。

これも手応えでたらまた書こう。



とにかく。


教育に行き詰まって困ってる方。

教育ではなく、訓練としてカリキュラムを構築する事をおすすめします。

僕はそれで、社内のベースアップができました。


ただ、訓練感を感じにくくする努力がめっちゃいります。

しんどすぎてハゲそうなくらい、考える方には負担がありますが、必ず実感できます。

僕はデコの形がどんどん鋭利なM字型になりましたが頑張ってます。

自分の無理のないレベルで、頑張ってください。





ちょっと書くのしんどなったので、2と3は次回に。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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